ALT値(GPT値)が高値のときに考えられる病気について

2025/04/24  検診異常, 消化器疾患, 肝機能異常, 肝疾患, 胆膵疾患, 脂肪肝, 腹部エコー検査, 超音波検査,

ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)は、GPTとも示されることがありますが、ALTと同じです。ALTは、肝臓に多く含まれる酵素で、肝機能の指標として使われます。検診などでALT値が高いことが分かったとき、肝臓に何らかの問題がある可能性があります。

考えられる病気

  1. 急性肝炎(ウイルス性、アルコール性、薬剤性)
  2. 脂肪肝肝硬変
  3. 胆道疾患(胆石や胆嚢炎など)
  4. 肝臓の腫瘍

ALT値(GPT値)が高い場合、まずは原因を特定するために詳しい検査が必要です。ウイルス性肝炎やアルコール性肝障害が疑われる場合、早期の治療が肝臓の健康を守ります。適切な診断を受け、生活習慣の改善や必要な治療を始めることが重要です。

ご心配な方は、かかりつけ医、または日本消化器病学会専門医・日本肝臓学会専門医である当院にご相談ください。

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