大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)とは、どのような検査でしょうか。

2025/04/27  大腸カメラ, 大腸がん検診, 検診異常, 消化器疾患, 消化管疾患,

大腸カメラ検査(下部消化管内視鏡検査)は、大腸や直腸、そして小腸の一部を観察するための検査です。細長い内視鏡を肛門から挿入し、リアルタイムで下部消化管の状態を確認します。

特徴:

  • 大腸や直腸の疾患(大腸癌、ポリープ、慢性炎症など)を直接観察できます。
  • 生検(組織採取)を同時に行えます。条件次第ですが、小さなポリープも同時切除できることがあります。
  • 検査中に、不快感や痛みを感じることがあります。
  • 鎮静剤を使用しながら検査できますが、その場合には、安全のために、検査後は車・バイク・自転車の運転が終日できません。

大腸カメラ検査は、大腸の健康を守るために重要な検査です。検診で便検査で陽性だった、目で見て便に血が混じっている、腹痛が続く、下痢や便秘といった便通異常があれば、早めに受けることをお勧めします。

ご心配な方は、日本消化器病学会専門医・日本消化器内視鏡学会専門医である当院にご相談ください。

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