検診のときの血液検査で、
HCV抗体陽性(C型肝炎ウイルスに対する抗体陽性)で受診した方がいました。
真なる陽性、または偽陽性(本来は感染がないが、抗体陽性とでること)を区別するため、
C型肝炎ウイルスの血中RNAを採血で測定します。
RNA陽性であれば、AST(GOT)値、ALT(GPT)値の異常値の有無に関係なく、
抗ウイルス療法を開始します。
標準的には、2‐3か月の服薬になり、C型肝炎ウイルスをほぼ陰性化できます。
過去には、インターフェロン単独治療の時期、
インターフェロンと内服薬を併用した時期がありました。
これらの時期と比較すると、治療成績も身体に対する負担も大きく軽減しています。
また、何かが理由で現在もウルソデオキシコール酸(ウルソ)や
肝庇護目的の注射薬で単独治療している方がいるかも知れません。
現在では、ほぼ陰性化できる、確実性の高い薬剤を使用した治療が推奨されています。
これらの治療を受けている方は、一度、診療所や高次医療機関の「肝臓専門医」にご相談ください。